Caravan講師の研究がNature姉妹誌に4報たて続けに報告されました!

iCeMS Caravanの講師陣は、高校生に科学を教える専門家ではなく、京都大学高等研究院物質−細胞統合システム拠点(通称iCeMS、アイセムス)で、世界最先端の研究に励む科学者たちです。なので、各自の研究室を率いている教員であり、それぞれ科学的成果(論文)を日々報告しています。

この夏、iCeMS Caravan講師陣の論文が、世界的にも影響力のある科学雑誌Natureの姉妹誌に4報も報告されました。その分野もiCeMSらしく、神経生物学、応用数学、化学、生物物理学と多岐にわたります。記者発表しているので、ここで紹介したいと思います!

下記の古川准教授、パクウッド講師の研究紹介イラストは、それぞれ「はやのん」、「高宮泉水(ミンディ)」によって描かれています。ここでも、iCeMS Caravanメンバー同士でコラボレーションしています。

ご興味のある方はぜひ記者発表だけでなく、原著論文の読解にも挑戦してみてください!

1、王丹准教授

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Daria Merkurjev, Wan-Ting Hong, Kei Iida, Ikumi Oomoto, Belinda J. Goldie, Hitoshi Yamaguti, Takayuki Ohara, Shin-ya Kawaguchi, Tomoo Hirano, Kelsey C. Martin, Matteo Pellegrini, Dan Ohtan Wang (2018). Synaptic N6-methyladenosine (m6A) epitranscriptome reveals functional partitioning of localized transcripts. Nature Neuroscience, 21(7), 1004-1014. https://doi.org/10.1038/s41593-018-0173-6

記者発表:神経ネットワークの可塑性を支えるRNAの機能に即した化学修飾を明らかにしました

2、古川修平准教授

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Arnau Carné-Sánchez, Gavin A. Craig, Patrick Larpent, Takashi Hirose, Masakazu Higuchi, Susumu Kitagawa, Kenji Matsuda, Kenji Urayama, Shuhei Furukawa (2018). Self-assembly of metal–organic polyhedra into supramolecular polymers with intrinsic microporosity. Nature Communications, 9, 2506. https://doi.org/10.1038/s41467-018-04834-0 Illustration: Hayanon

記者発表:ゼリーのように柔らかい多孔性材料の開発 -ナノ空間を重合するという新合成手法を提案-

3、ダニエル・パックウッド講師

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Daniel M. Packwood, Taro Hitosugi (2018). Materials informatics for self-assembly of functionalized organic precursors on metal surfaces. Nature Communications, 9:2469. https://doi.org/10.1038/s41467-018-04940-z Illustration: Izumi Mindy Takamiya

記者発表:「教師なし機械学習」を用いてナノ材料開発に必要なガイドラインを作ることに成功しました

4、杉村薫准教授

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Keisuke Ikawa & Kaoru Sugimura (2018). AIP1 and cofilin ensure a resistance to tissue tension and promote directional cell rearrangement. Nature Communications, 9, 3295. https://doi.org/10.1038/s41467-018-05605-7

記者発表:個体発生過程における新しい力感知・力抵抗メカニズムを発見しました

第5・6回 iCeMS Caravan開催決定

次回の iCeMS Caravanの開催地・開催日が決定しました!

3月17日(土):愛媛県立新居浜西高等学校(愛媛県新居浜市)
3月24日(土):三田学園高等学校(兵庫県三田市)

上記2校にて開催します。

iCeMS Caravanの授業を受ける高校生20名も決定しています。
今回は観覧者も大々的に募集中です!
「なぜ学ぶ必要があるのか?」という根本的な問いに対する科学者からの答えを、観覧者の方にもぜひ感じてもらいたいと思います。

理科が苦手だ! 科学者になるつもりもない!
といった方々もぜひ実際にiCeMS Caravanを見てヒトが学ぶ理由を考えてみませんか??

詳しくはリンク先をクリック!

https://niihamanishi-h.esnet.ed.jp/cms/(新居浜西高等学校HP)

https://www.sandagakuen.ed.jp/(三田学園高等学校HP)

iCeMS caravan 新居浜西高校ポスター第二版iCeMS caravan 三田学園ポスター updated 3

YouTubeに会津学鳳高校の学生のみなさん、校長先生のプレゼンテーション動画をアップロード!

会津学鳳高校の学生のみなさんが、iCeMS Learning Loungeで英語でプレゼンテーションした動画がYouTubeにアップロードされました!
“Scientists, Show yourselves!”のテーマで、多くの科学者を前に素晴らしいストーリーで堂々としたプレゼンテーションを行ってくれました。

 

そして加藤校長にも、学校を運営する校長先生という立場から、次世代の人たちを生み出していく高校教育における熱い意気込みを発表していただきました!

今回の会津学鳳高校はSSH指定校ということもあり、iCeMS Caravanの後に、実際にiCeMSに来て、プレゼンテーションをして頂くという企画を実現することができました。それには、校長先生を始め多くの先生方のご尽力があってのものでした。そして、高校3年生の夏という受験にとって大事な時期にも関わらず、プレゼンテーションのストーリー、発表練習などに頑張って時間をさいて、素晴らしい発表をしてくれた5人の高校生の皆さんに、お礼を申し上げます。ありがとうございました!

みなさんの今後の活躍を本当に期待しています!

iCeMS Caravan開催に至るまで(1)

DSC_0007最近、「iCeMS Caravanを開催する高校ってどうやって選んでるのですか?」という質問をよく受けます。

正直に言ってしまえば、公立高校の場合はこちらからお願いして開催させてもらってるケースがほとんどです。

でも今回初めて、「愛媛県立新居浜西高校で開催してもらえませんか?」という要望がありました。

きっかけは、1年ほど前に新居浜市の中学校教員の方々が私たちの活動を知ったことからでした。

事前に私たちに資料請求などの問い合わせはあったのですが、そのあとは彼ら自身で「新居浜市のどこの高校でiCeMS Caravanを開催すると効果的なのか」ということを考えてチラシを作成し、中学校の教員という立場を超えて新居浜西高校にiCeMS Caravanという企画の宣伝をして下さったそうです。

新居浜西高校の先生も京都学園高校で開催されたiCeMS Caravanの見学に来てくださり、1年という長い期間はかかりましたが、今年度の3月17日に開催することになりました。

私たちとしても今回のケースのように、注目して見て下さっていた教員の方々・高校で開催できることをとてもうれしく思っています。

このネット社会の時代にかなりアナログな方法ではありますが、人と人の有機的なつながりから開催することになったという面白いケースですね。

中学校の先生方が私たちの活動を宣伝してくださった際にはこのweb siteはありませんでした。少しでも高校の先生方や教育に携わっておられる方々のご意見等を伺えればと思い立ち上げました。私たちはお問合せしていただいた内容には可能な限り何らかの返信をします。ぜひ、お気軽に「お問い合せ」の項目からご意見・ご質問などを頂ければと思います。

 

Caravanメンバー募集!

iCeMS Caravanチームでは、高校訪問に同行しメンバーとしてサポートしてくれる学生を募集します!

内容は、私たち大学の教員が得意でない芸術関係です。特に、今後のiCeMS Caravanをより多くの方に知ってもらうために、写真や映像を使ってプロモーションすることに興味がある方を募集します。

「お問い合わせ」のボタンから、ぜひともご応募ください。

興味がない方も、ぜひシェアして頂けるとありがたいです!

iCeMS Caravan Website Launched

iCeMS Caravan 「学びのカラクリ」をよく知ってもらうために、Websiteを作りました。「学びのカラクリ」の仕組みをお伝えするとともに、今後のCaravanの予定などをお伝えします。

Caravanに興味がある教育関係者のみなさま、「お問い合わせ」からご連絡ください!

Caravanの元受講生の方も、ぜひご連絡ください!