iCeMSキャラバンで新しいアイデアを出す体験をしてもらった高校生達に、実際に新しい研究分野を開拓しようとしている最先端の研究現場を見てもらいたい、そして、研究材料や研究機器にも触れて、とにかく本物を体験してもらいたい、との思いから、講師が各高校へ出かける公開授業だけでなく、iCeMSに来てもらうプログラム「iCeMS Caravan リターンズ」を実施しました。

講師の側も、数ヶ月経って、どうなっているかな?と訪れた学校の高校生達と再会するのが楽しみだったりします。今回は、違う都道府県の高校生同士で多様性を実感し、交流できたらいいな、ということで、4校同じ日に来てもらいました。

でも、知らない人同士、そう簡単に打ち解けるのは難しい。
少しでも交流しやすくなるように、とアイスブレイクでは、こちらも少しドキドキしながら、いろいろ仕掛けを考えて臨みます。
うまく同じチームの人達とは仲良くなれたかな?
チーム内で話している様子を見て、笑顔が出るようになると、「良し!いい子達や(泣)」と心の中で思わず、ガッツポーズが…(笑)

とにかくiCeMSキャラバンでは簡単に意見が言える雰囲気を大切にします。
施設の見学や簡単な実習で、教科書等でしか聞いたことがなかったものや、そもそも聞いたこともなかったものなどを目て見て、手で触れて、匂いも感じて、五感で体験してもらいました。

その後は、小中学生にも科学の楽しさを知ってもらおうと、全国で活動中の、iCeMSが誇る名物教員、樋口雅一特定助教にも協力してもらい、チーム対抗早押し科学クイズ大会を行いました。
最初、音が出ないトラブルがあって開始が遅れてしまったのもご愛敬、研究者自らが自身の研究に関連した内容のクイズを提供してくれました。

クイズだけでなく、世界のトップ大学の卒業生達の職業意識の違いなども紹介しながら、これから無限の可能性を秘めた高校生達が広い世界で活躍してほしい、と願います。

iCeMS Caravan卒業生で、いまは京大で勉学に勤しんでいる、涌田瑛子さん(京都学園高卒)にもスペシャルゲストとして登場してもらい、現役高校生を励ましてもらいました。

例え正解がわかっていても、ユニークな回答をしようと皆が集中して行く様子を見ると、今日、ひとつでも何か心に残るものを得て、これからもいろいろなことを考える喜びを味わっていってほしい、と願わずにはいられませんでした。

iCeMS Caravan リターンズの模様を理系漫画家はやのんにイラストにしてもらいました

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実施風景